2016年10月18日火曜日
【丹波篠山】 おいしい黒大豆枝豆の選び方教えます! ~篠山在住だから知っている枝豆選びのツボ~
今年も、丹波篠山では「黒大豆の枝豆」の季節がやってきました!
私たちの会社がある兵庫県の篠山市は、近年「枝豆」がとても評判で、近郊はもとより県内外の各地から
「枝豆を求める車の行列」
ができるほどなのですが、 例年10月5日に枝豆の販売が解禁されてから、2・3週間しか入手できないので、各農家さんの販売所は大変な騒ぎになっています。
ネット通販だと、1~2㎏で数千円しているこの黒大豆の枝豆ですが、現地の販売所(畑の一角にテントを張っただけの農家さんの直売所)では、
概ね、1キロ700~1200円くらい
の値段設定になっています。
では、どうしてそんなに価格に違いがあるのかというと
美味しい産地(村)の黒豆と、そこから離れた地域の黒豆では価値が違う
からなんですね。
外から見ると、「丹波ささやまの黒豆」ということで同じに見えるかもしれませんが、篠山市内では、
どの村で採れた枝豆かで、明確な味覚と値段の差がある
ということは当然のことのように知られています。
というわけで、丹波篠山の黒大豆枝豆を「どこの産地を選べば美味しいのか」についてレクチャーしましょう!
実はルーフネクストは瓦と屋根材の卸し商社なのですが、
顧客の瓦屋さんで、兼業農家で「黒大豆を生産している」プロの方がおられる
ので、その方がすべて黒枝豆のチョイスの仕方を教えてくださる!というわけ。
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【人気No.1】 篠山市川北地区
「かわぎた」と言えば、近年篠山市内では知らぬもののいない黒大豆No1の原産地です。当然、価格も最高クラスですが、その値段を裏切らない
「今までに食べたことのない、なんじゃこりゃああ!な枝豆の味」
をお約束します。
川北地区の枝豆は、普通のスーパーなどには出回らないので、現地で購入する必要があります。
その味は濃厚にして、大豆本来の甘みと香りがふんだんに溢れてくる究極で至高の悦楽!
ただ、濃厚すぎて「これはまさしく土そのものの味がする!」とドン引く人もおられます。
【人気No.2】 篠山市日置地区
丹波の黒大豆には、2つの原産地があるとされ、ひとつが先の「川北」ですが「日置」地区でも(厳密には品種が違う)「波部黒(はべぐろ)」という黒豆が生産されていました。
波部という名称は、江戸時代の豪農・庄屋である「波部氏」に由来します。
実は現在の「丹波黒豆・黒大豆」は江戸時代から現在にかけて「川北系」と「波部系」の黒大豆が統合されながら品種改良されているので、どちらのDNAも受け継いでいるというわけです。
現在の丹波黒枝豆は、どちらも統合されてしまっているので、品種がかけ離れているわけではありませんが、産地による味わいの違いは現在でもはっきりわかります。
波部黒の味わいは、川北産のものよりスマートです。「これでもか!」という濃厚さの川北黒大豆よりも、本来の黒大豆らしい味わいが芳醇なので、波部黒のほうが好き!という人も多いです。
【買いやすさNo.1】 国道372号線沿い東西ルート
実は、川北黒大豆も、波部黒も、地元の人たちの「予約」で埋まってしまうことが多々あるため、思い立って篠山に来てくださっても「本日売り切れ」になっている場合がよくあります。
そこで、おすすめなのは、篠山を東西に走る国道372号線沿いに、枝豆の販売所が数多くその季節だけ登場するので、ちょっと車を脇に止めてお買い求めになるのがよいかと思います。
丹波篠山黒枝豆販売店マップ
http://tourism.sasayama.jp/kuro-edamame/
リンクは、市の公式の販売所一覧なのですが、372沿いにたくさんの生産者さんがおられることがわかると思います。
篠山城周辺のポイントは観光客向けの土産屋店舗が多いので、生産者さんから直接買うには、
日置周辺の372沿い
がお勧め!ということになります。
残り期間は2週間切っていますので、ぜひおためしあれ!
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