こんにちは
おなじみの「この瓦を探せ!」のコーナーですが、よく言われるのは
「モニエル探して!」
というひとこと。
モニエル瓦というのは、山が2つあるセメント瓦屋根材なのですが、実は、セメント瓦がブームだった頃には
「よく似た瓦がうじゃうじゃと山のように!発売されて」
いました。
その中でも、ブランド品と、名も無く消えていった「モニエル風瓦」があったのですが、今日探して欲しいと依頼があったのは
これ! 左の下が欠けているのがわかると思います。
2つ山のセメント瓦なので、「モニエル」だと思ってしまうのは仕方ないのですが、実は形状が違います。
現在弊社で在庫している「モニエルの互換品」は、
ほら!山の位置が逆ですね。
水が抜けていくチャネルの位置も当然逆です。
この2つは、同時に並べることは、もちろんできません。(葺き上がりは似た感じです)
なので、「モニエル瓦」と一口で言わず、かならず現物もしくは現物の写真が必要になるのです。
ちなみに、今回探した瓦は、現行品で、アルプスさんのアルペン30という瓦になります。
㈱アルプス
ちなみに、瓦やセメントの屋根材には、品名の後ろに30とか40という数字がつくことがありますが、これは
「一坪に、この瓦や屋根材が何枚並ぶか」
ということを意味しています。
セメント瓦の平板タイプは、坪あたり30枚タイプが多いようです。
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